GfKは17カ国、22,000人に対しボランティア活動などの人の手助けを行う頻度を調査し、結果を発表しました。
【概要】
・グローバルでは約4割が月に1回以上ボランティアなどの人助けを行っていると回答。
・日本では1割強にとどまる。
ボランティアなどの人助けをどれくらいの頻度で行っているか、GfKは世界17カ国の22,000名に尋ねました。その結果、 グローバルでは39%の人が月に1回以上の頻度でボランティアなどの人の手助けをしていると回答しました。詳細をみると、ほぼ毎日とした人が4%、少なくとも週に1回が14%、少なくとも月に1回が21%となりました。なお、月に1回以上の頻度で人の手助けをしている割合を男女別にみると、男性が40%、女性が38%と男性の方がやや高いという結果になりました。また、年代別では最も高かったのは20歳代で47%に達しました。
国別にみると、月に1回以上の頻度でボランティアなどの人の手助けをしているとの回答が最も多かった国はメキシコで49%、次いでアメリカ合衆国(46%)、オランダ(45%)となりました。また、日本ではこの割合はわずか13%にとどまりました。
どのような行動を人の手助けと捉えるかは、国、文化、人によっても大きく異なるため、本調査結果は実際に人助けをしているか否かの基準とはなりませんが、グローバルで活動する慈善団体にとっては、ボランティアのリクルートチャンスがどこにあるかを測るのに役立ちます。
日本の詳細をみると、月に1回以上の頻度でボランティアなどの人の手助けをしているとした割合は女性が14%で、男性を2%上回りました。また、年代別では15-19歳が20%で最も高く、20歳代が18%でこれに続くという結果になりました。
※調査に関する17カ国の詳細情報は以下サイトにて公開しています。
http://www.gfk.com/global-studies/global-study-overview/ (コンテンツは英語です)
— 調査概要 —
調査国: 世界22の国と地域( アルゼンチン、オーストラリア、 ベルギー、ブラジル、 カナダ、中国、チェコ共和国、フランス、ドイツ、 香港、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、 ポーランド、ロシア、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、イギリス、アメリカ合衆国)
調査対象: 15歳以上の消費者27,000人, 調査方法: インターネット調査, 調査時期: 2015年夏
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