Press Release

メガネレンズ金額前年比は7.9%増と好調に推移 – 2024年7‐9月のメガネレンズ・コンタクトレンズケア用品販売速報 –

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メガネレンズ金額前年比は7.9%増と好調に推移 – 2024年7‐9月のメガネレンズ・コンタクトレンズケア用品販売速報 –



2024年11月19日

GfK/NIQ Japanは、全国のメガネチェーン店における視力矯正用メガネレンズとコンタクトレンズ販売店におけるケア用品の販売実績を元に、市場規模相当に拡大推計し発表した。

■メガネレンズ

 2024年7‐9月のメガネレンズの販売は、枚数前年比4.2%増となった。タイプ別に見ると、単焦点レンズが4.5%増、累進屈折力レンズが3.2%増と両タイプともに前年同時期を上回った。全体の税抜き平均価格は、レンズ1枚当たり4,426円と前年同時期から3.5%増となり、前四半期に続き上昇した。

 枚数販売数が堅調に推移した事に加え、平均価格も上昇した為、7‐9月のメガネレンズ全体の金額前年比は7.9%増と好調に推移した。特に単焦点レンズは数量、金額、平均価格の全ての項目で成長率が全体を上回り、市場を牽引した。



■コンタクトレンズケア用品

2024年7‐9月のコンタクトレンズケア用品の販売は、金額前年比12.6%減とマイナスで推移した。店頭では11.5%減、インターネットは13.8%減となり、前期に続き各チャネルで二桁の減少となった。

 タイプ別ではハードレンズ用MPSが金額前年比15.8%減と前期からマイナスが拡大し、ソフトレンズ用MPSでは金額30.7%減とマイナス幅の大きさが目立っている。同じソフトレンズ用でよりプレミアムなタイプとなる過酸化・ポピドンヨードは金額前年比8.3%減となった一方、容量ベースでは2024年1-3月期からプラス成長を維持している。1リットル当たりの税抜き平均価格はソフトレンズ用MPSが1,268円で前年同期比から7.6%ダウン、過酸化・ポピドンヨードでも14.1%減の2,268円と価格が下落する動きが続いている。






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NIQは、世界をリードする消費者インテリジェンス企業であり、消費者の購買行動に関する最も包括的な理解を提供し、新たな成長への道筋を示します。2023年、NIQはGfKと合併し、業界をけん引する2社が結びついたことで比類ない世界規模のリーチを実現しました。現在、NIQは95か国以上で事業を展開し、GDPの97%をカバーしています。当社は、包括的な小売データと最先端の分析プラットフォームを活用した高度な分析を通じて、最も広範な消費者インサイトをお届けすることで、Full View™を提供しています。